任意売却とは、住宅ローン等の借入金が返済できなくなった場合、売却後も住宅ローンが残ってしまう不動産を金融機関の合意を得て売却する方法です。
強制的に執行されてしまう競売と違い、所有者様の意思の下で不動産売却を行うのでメリットは沢山あります。

当欄をご覧いただいているということは、競売開始決定通知書が届いている方かと思われます。
滞納してる自覚はあっても、突然通知が来れば誰もが驚かれるでしょう。でもまだこの段階では慌てる必要はありません。
とは言え、任売可能期間は通常入札開始日までの３～５か月程度となりすから、早めに相談していただいた方が後々慌てずに済む筈です。

昨今の人口減少、核家族化などにより未使用となった「空家」の放置が大きな社会問題となりつつあります。
空家になってしまう理由は、相続したものの既に別の自宅がある、親の一人住まいは危険あるいは介護状態であるため引き取った又は施設に入れたなど人それぞれかと思います。
空家になっても、管理がしっかり出来ていて、定期的な見回りや清掃をしたり庭木の手入れをしたりしていれば問題がないのですが、管理する側も仕事をしていたり、遠くに住んでいたり、したいと思っていてもできないなんて方がほとんどではないでしょうか？

入札前の最後の通知には、「入札期間」「開札期日」「売却決定期日」「売却基準価格」が記載されており、これが届くといよいよ追い込まれてしまいます。
慌てて駆け込んでくる方も少なくないのですが、債権者との交渉期間も少ないためここまで来ると任意売却の成功率も格段に低くなってしまいます。

任意売却を進めるにしても、本当に一般市場で期間内に売れるのか？と言った不安も持たれると思います。
そういう方のために、当社では「自社買取」も行っております。急ぎたい方や早く楽になりたい方にはご安心いただけると思います。
業者が買い取るんだからどうせ安いのではと良く聞かれますが、債権者という相手がいる以上、彼らが納得する価格でないと買取ることは出来ませんので、すべての物件とはいかないまでもお役に立てるのではと自負しております。

1. 市場価格に近い価格での売却が可能
   売却完了まで当社が買主との交渉を行います。ご所有の不動産は通常の売買で行いますので、一般市場に近い金額での売買が可能です。
   また同時に債権者との交渉に当たらせていただきます。それにより、不動産売却時の仲介手数料などの諸費用を持ち出さずに済むようになります。
2. 返済遅れなど個人の情報をご近所に知られることなく売却できる
   競売になってしまうと地方裁判所で一般の方も自由に閲覧出来たり、インターネットや新聞でも公開されてしまいます。任意売却であれば、広告活動をコントロールしながら販売活動が出来るので、極力人目に付かず売却も可能です。
   ご家族の皆様も人目を気にするような精神的苦痛からは解放されると思います。
3. 一般的な不動産売買と基本同じなので精神的に負担が少ない
   競売にかけられ売却され、落札者から立退きを迫られるよりも、ご自分の意志による売却の方が精神的負担は軽い筈です。競売であれば孤独感があり、債権者、落札者含めみんなが敵に見えてしまいますが、任意売却であれば少なくとも私達は味方です。買主も敵視することはないでしょう。
4. 引越しの時期など買主と相談ができ、費用の捻出も可能
   任意売却ならいつまでも居続けることはできませんが、買主と相談して移転時期を決めることが可能です。競売のように「追い出される」ような気持になることはないでしょう。また債権者に対して売買代金の中から引越し費用を捻出してもらえるよう交渉します。宜しければ引越し先のお手伝いも致します。
5. 時間がない、時間を掛けたくないと言う方のために・・・
   前述通り、当社で物件の直接買取も致します。買取をしても債権者との交渉はお手伝いさせていただきます。一般市場に出していつ売れるのか分からない状態で不安な日々を過ごすようであれば当社にお任せ下さい！